セダム 乙女心と虹の玉

セダム 乙女心と虹の玉セダムは多肉植物の中でもオーソドックスなグループだと思います。葉の茂った感じがカラフルだったり、葉の形自体がかわいらしかったりと種類によってその姿はさまざまです。そんな中でも個人的に好きでおススメの「乙女心」と「虹の玉」というセダムを紹介したいと思います。

セダムについて

セダムは葉っぱがぷりぷりしてかわいらしいタイプと、わしゃわしゃ茂って地表や壁面を覆うようなタイプをよく見ます。前者を『ぷりセダム』、後者を『わしゃセダム』と自己の中で勝手に分類しております。で、このたびここで紹介する2種はどちらもぷりセダムです。ゼリービーンズのような葉っぱに見えない葉っぱを出しながら、上に伸びていきます。それでは、早速おススメの2種を見ていきましょう。

乙女心 -おとめごころ-

乙女心葉っぱの表面はうっすらと粉を吹いていて、全体的に淡い緑色に見えます。葉っぱの先端が赤く色づきますが、冬に紅葉するとさらに赤みが増します。なぜか葉ざしができないので、さし芽で増やします。

虹の玉 -にじのたま-

虹の玉乙女心と比べると葉は短め、全体につやつやした光沢があります。冬に紅葉すると真っ赤に色づきます。葉ざし、さし芽で増やすことができます。下のほうから葉がぽろぽろ落ちますが、落ちた葉っぱもほおって置くと鉢の中で根を出して子株を作ったりして、さらに賑やかになっていきます。

手入れなど

どちらも寒さに強く、冬は屋外でも大丈夫です。夏もあまり気にすることはありませんが、風通しのよい半日陰のほうが株が弱らなくていいかもしれません。肥料は与えなくてもよく育っています。よく増えるので、さし芽で子株を作っておくと、寄せ植えしたいときにとても重宝します。切り詰めずに長く伸ばして、大株にしてもかわいらしいです。空き缶に植えてみるとか、鉢ををいろいろ工夫して楽しいと思います。扱いやすい多肉植物で、それだけ楽しみ方の幅も広いです。どちらも園芸店やホームセンターなどで手に入りやすいので、見かけたらぜひ挑戦してみてください。
乙女心と虹の玉のさし芽乙女心と虹の玉の寄せ植え

適当寄せ植えの楽しさ

P1070477セダムの類はよく増えます。長く伸びた茎を引きちぎって土の上に置いておくだけで新しい株の出来上がりです。園芸店やホームセンターでもいろんな種類を揃えています。この、「増やしやすい」という性質もセダム類の楽しさだったりします。
5~6種類を用意し、元気に伸びているときにちぎっては投げ、ちぎっては挿しすると適当寄せ植えになります。ある程度なじんできたらそれなりに収まって見えます。
P1070470切戻したときの茎なんかをまとめて挿しておくだけで結構にぎやかです。たぶん乙女心と虹の玉だったと思います。もうすでに発根してますが、もっと成長して隙間なく育つと見栄えがします。
P1070472上に伸びるタイプと這って茂るタイプを一緒に植えると、メリハリと立体感が出ます。鉢はお好みの大きさでよいと思いますが、小さめの鉢にやや多めに植えたほうがきれいにまとまります。この鉢で直径6cmです。
P1070475多肉植物はさほど生長スピードが速くないので、小さな鉢でも長い間育てられます。這うタイプのセダムなんかは、伸びすぎたら指で適当にピンチして整えればよいでしょう。この鉢で挿してから1年くらい経っています。セダム以外の植物も植わってますが。
コツというわけではないですが、挿したあとは雨の当たらない場所で水をやらずに置いておくと、春や秋の気温のよい時期なら2週間くらいで根が出てくるので、それから水やりすればよいです。這うタイプのセダムは挿すと言うより、土の上に寝かせるいった感じで、そうすると節々から根が出てきます。