すきすきナゴラン

ナゴラン(名護蘭) Sedirea japonica

OLYMPUS DIGITAL CAMERAナゴランは単茎性の着生ランの中では一番好きな部類に入ります。でも、フウランも好きだし、エリデスとかバンダとかリンコスティリスも好きだしアジアばんざいですね。草姿はファレノプシスをちっこくしたような感じです。日本とか朝鮮半島のあったかいところ原産、野生蘭といったほうがしっくりきます。野生状態が見られるのかは別として。控えめで上品な花姿とその芳香が魅力です。

花の魅力

花の咲き方もファレノプシスそっくり、株元から花茎をみょーんと伸ばして3cmくらいの花が茎に沿っていくつか咲きます。花色は淡い緑でやや厚みがあります。リップやセパルに紫とか赤茶っぽい縦じまが模様が入ります。この模様をじっと見ていると自然が織り成すデザインの妙のようなものを感じます。初夏に咲いたり夏に咲いたり、年2回咲いたこともありました。そういう点では生育サイクルがやや不定期な感じがします。花姿も魅力なのですが、もうひとつの魅力は香りです。クセのない上品な香りで、胸がすっとします。昼間はぜんぜん香らないのですが、早朝に嗅ぐとすごく芳香を放っています。花持ちはよく、3週間くらいは咲いてます。

栽培

一度油断して、軽い葉焼けをさせてしまいました。それ以降は葉焼けが怖いので、庭の薄暗い場所に吊しています。基本はファレノプシスと同じですが、寒さにはだんぜん強いです。4月頃に室内から屋外に出しているのですが、特に株は傷んでないです。5℃程度あれば大丈夫な感じですが、大事をとって10℃ほどあったほうがいいかもしれません。肥料は1年に1回、新葉が中心から伸びてきていたら小粒の固形肥料を置き肥しています。
セッコクとかフウランに比べると少しむずがるかもしれませんが、葉焼けに気をつければ育てやすくて花は咲きやすい(個体差はあります)ランだと思います。ファレノプシスもそうなんですが、もともと少ない葉数でやりくりしてる分、葉焼けなどで傷めてしまうとその後の生長とか大変です。葉が命です。