ノーコンポスト・マイライフ

1.はじめに

着生ランは別に水ゴケとかコンポスト(ここでは植え込み材料のこと)使わなくても育つんじゃないか?ということで、思いつきでやってみました。バンダの木枠バスケット植えなんかは、バスケットに根を突っ込みますがそれだけで、コンポストは使いません。なら、他のものでもできるんじゃないか…。実際やっておられる方もたくさんいそうですが、自分なり試行錯誤でやってみたいと思います。どうすれば正解なのか、そんなモノはないです。
もくじ
1.はじめに
2.コンポストの役割
3.ねらい
4.作業の手順
5.これからの管理

2.コンポストの役割

で、コンポストの役割を単純に考えると「保水と植物の固定」です。保水は根に適度な水分(もしくは肥料分)を与えることで、植物の固定は根をしっかりと張るためのとっかかりです。要するに根、長じて植物が元気に育つためのサポートするもの、それがコンポストだと考えます。

3.ねらい

ヘゴづけのディネマ
ヘゴづけのディネマ
このふたつ「保水と植物の固定」がクリアできれば、コンポストがなくても育つのではないかと思います。いや、あくまで憶測ですがむしろ元気に育ってくれるのではないか、着生だもの。コンポストは必須か否か、そこがねらいです。まっさきに思いつくのはヘゴやコルク付け。ばしっと決まりますが、手に入りにくい上に、手軽に使うにはそれなりにします。最初に新根が伸びてくるまで水ゴケをサンドして付けたりするので、ノーコンポストとはいえないかもしれません。そして手元にあるものでできたらいいなということで、恐ろしく不格好ですがポリポットにノーコンポストでお気楽に育ててみようとおもいます。

4.作業の手順

OLYMPUS DIGITAL CAMERA今回用意したランはコレ、名もなきファレノプシス。花終わりの処分品を手に入れることができたのでこちらで育ててみます。ファレノプシスを選んだ理由は「根が太くて水ゴケをひっぺ返す作業がラク」「空気中に根がさらされている状態がむしろ好き」などです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAポリポットから出して水ゴケをはずしていきます。根が太くて数もさほどではないので、丁寧に行えば根は傷つかずにキレイに水ゴケをはずせます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA水ゴケを取り去った状態。傷んだ根を丁寧に切り取っていきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA根をキレイに掃除した状態です。これだけ元気な根があればちゃんと元気に育つでしょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAラン線の下をL字に折り曲げて、ビニタイで固定します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA最初に植わっていた透明ポリポットを鉢に使います。底からL字部分を出します。透明ポリポットを使うのは、鉢内の根の状態や湿り具合がわかりやすいからです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA軽くて棚に置いても倒れてしまうので、吊して管理します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAじゃーっと水をやると、底の部分に少し水がたまります。このたまった水分で鉢内の湿度が高くなってちょうど具合よくなるんじゃないかと思います。直射日光に当たると、内部が暑くなりすぎたり蒸れる予感がするので、風通しのよい半日陰で育ててみます。

5.これからの管理

水のたまり具合や鉢内の水滴の加減を見つつ水やりしていきます。風通しのよい半日陰で、新葉と新根の発生を促して元気なようなら施肥を少量行います。予想されることは、夏にひどく乾いてこまめな水やりがいるんじゃないかということです。遮光でその辺りをなんとかできないか…今後どうなるかはわかりません。つづく、かも。