デンドロビウムの分類

Den. parishii
Den. parishii

デンドロビウム属はたくさんの種類があり、性質や形態のが激しく異なるものがたくさんあります。そこで、正確な分類が必要になってきます。ちゃんと理解できているかは自分自身で不明ですが、こんな感じかなと自分なりに解釈した「デンドロビウムの分類」に関する内容を記事にします。内容に関しましては、文末に記載しております「DENDROBIUM and its relatives」を参考にしました。洋書で自分の読解が謝っているかもしれないので、その点はお許しください。

古い分類から今の分類まで

デンドロビウムの分類を時代系列で追っていきましょう。まず、ルドルフ・シュレヒターによる4亜属41節の分類を見ていきます(1912)。
001
この分類は今でも広く認知されているのではないかと思います。デンドロビウム属を分類の根幹としています。
さらにF.G ブリーガーはその分類を大幅に見直し、属の上位分類であるデンドロビウム亜連(DENDROBIINAE)を6系列44属に分類しましたが(1981)、植物学者には受け入れられておらず、採用はされていないようです。

現在の分類

現在では、シュレヒター、ブリーガーの分類を合わせ、更に発展させたようなものもあります。「DENDROBIUM and its relatives(2000)」に掲載されている分類がそれです。この本ではデンドロビウム属を36節、さらに今までデンドロビウム属に分類されていた一部を格上げして12属にまとめています。更にその13属36節をデンドロビウム亜連でくくっています。階層ではなく、両方を混ぜてアルファベット順で一覧にしており、これはこれでわかりやすいので、一部抜粋して紹介します。ただ、この分類が広く認められているのかどうかはわかりません。あくまで解釈の1つとお考えください。
dendro
これを階層で簡単にまとめると以下のようになります。
dendro2

デンドロビウムの上位分類

今までの流れから考えると、上位分類の「亜連」更に上位の「連」から系統立てていかないと、すっきり分類できないのかもしれません。ちなみに、亜連より上位の分類は、以下のようになっています。
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単にデンドロビウムというと、デンドロビウム属の植物を指すのが一般的ですが、個人的には上位分類のデンドロビウム亜連に入れられている他の属も含めて、デンドロビウムと呼んだ方がいいのではないかと思います。
分類などに関しては↓以下の書籍が非常に詳しいので、機会があれば読んでいただきたいと思います。原種なども写真付きで網羅されているので、デンドロビウム好きには堪らないと思います。ただ、洋書(英語)です。

Dendrobium and Its Relatives

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