基本データ
科名: | ヒルガオ科 |
学名: | Ipomoea triloba |
見られる場所: | 道端 荒れ地 野原 河川敷 |
草姿: | つる性で他のものに絡まる |
見られる季節: | 夏~秋 |
ホシアサガオとは
熱帯アメリカ原産で、北アメリカや東南アジアなど広い範囲に根付いているつる性の植物です。西日本を中心に帰化しており、荒れ地や河原などで見かけます。主な開花期は夏~秋で、冬には枯れてしまう一年草です。
見た目
茎はつる状で細く、枝分かれしつつ他のものに絡まりつつ、平面を覆うように茂ります。

葉っぱは左右交互に付く互生で長い軸があります。形は先端の尖ったハート型で、3つに大きく切れ込むこともあります。大きさは長さ3cm~12cmとばらつきがあります。
主な開花期は7月~10月で、葉の付け根から茎を長く伸ばしてその先端に数輪の花をまとめて咲かせます。花はろうと状で淡い紅色、中心の部分が濃い紅紫色になります。径1cm~2cmで雰囲気としては、アサガオをごくちっちゃくしたような感じです。わかりにくい例えですが、色合いはサツマイモの花に近い気がします。
花後に球形の果実ができ、中には半月型の黒いタネが4つ入っています。
名前の由来
アサガオに似た小さな花を咲かせるので、この名前があります。