アイボリーパゴダを育てる

P1090010
アイボリーパゴダは多肉植物の一種で、クラッスラ(属)の仲間です。小さなベロのような葉っぱが行儀よく折り重なるようにつきます。生長は比較的ゆっくりでさほど上には大きくならず、地際や茎の途中からからぽこぽこと子株を吹きます。
葉っぱの表面はもけもけした短毛で覆われており、全体的に白っぽく見えます。吹いたばかりの子株や草丈がまだ伸びていない株の姿は、結球しかけたキャベツのようにも見えます。
色々とよくわからないですが、わからないなりにアイボリーパゴダに関する雑感を述べていきたいと思います。

交配種だけどよくわからない
神刀(C. falcata)と紀の川(C. ‘Moon Glow’)を掛け合わせた園芸品種とされていますが、海外サイトでは神刀と玉椿(C. barklyi)の交配とされていることもあり、詳細はよくわかりません。

生育時期がよくわからない
このてのタイプのクラッスラの中では、比較的高温多湿に強いです。呂千絵やキムナッキーが傷む環境下でも傷まずに夏を越すことも多いです。梅雨明けから秋にかけてよく生長していますが、冬もわずかずつ生長しているようにも感じます。夏型とか冬型とか線引きしにくいです。

栽培がよくわからない
よくわからないので、暑さや寒さが極端な時期はほぼ断水、春や秋も乾かし気味、要するに1年を通して締めています。葉っぱの張りがなくなり、触ってふにゃっとした感じになっても大丈夫です。
寒さには強いようで、-2℃程度のベランダで問題なく育っています。ただ、寒風とかは避けた方がよいと思います。
クラッスラ アイボリーパゴダ
クラッスラによくある現象ですが、葉っぱにさび褐色の斑点のようなものができることがあります。ほおって置いても広がることなく、新たに出てくる葉は問題ないので大丈夫なのでしょう。一年を通して半日陰でも徒長していないので、それくらいがちょうどよいように感じます。

ちょっとずつ作っていく多肉寄せ植え

小さい寄せ植えをいくつかつくって、それらが生長してきたら少し大きなところにまとめて植えて…と言うことを繰り返す寄せ植えを、ちょっとずつ作っていく寄せ植えと勝手に読んでおります。育てながらこつこつと作っていく、と言う栽培の過程を楽しみたい方には向いていると思います。

基本自分のやる寄せ植えはこのタイプです。茎が伸びてきたな-と思った多肉を適当に切り詰めます。そうすると、切った茎がもったいないです。それを小さな鉢に植えておきます。そんなのが複数できたら、違う鉢にまとめるといったスタンスです。楽しいので、切り取った芽で小さな多肉鉢をたくさん作っていたら、場所ふさぎとなったので、まとめるようになったのがそもそものきっかけです。

一度にたくさんの挿し穂や小苗を用意する必要がないところがいいところかもしれません。
P1070957摘心したときなどに出る茎をとりあえず土に挿しておきます。

P1080399色々な種類を摘心したときは、プチ寄せ植え状態にしておきます。左から乙女心、虹の玉、ドラゴンズブラッド(いずれもセダムです)。

P1080401大きさはこんな感じです。直径3cm程度の1号鉢です。鉢はホームセンターで多肉のプチ苗を買ったときに植わっていたプラ鉢です。乙女心、虹の玉、恋心、ドラゴンズブラッド、ヒスパニカム(以上、セダム)、銀揃(クラッスラ)、緑牡丹(エケベリア)など。

P1080659適当な容器が見つかったら、適当に寄せます。2つ上の画像のミニ鉢3つをまとめまたら、こんな感じになりました。ミニ鉢にさし芽して、植えるまで大体2週間程度です。種によって差はありますが、初夏から夏ころなら2週間から1ヶ月くらいで発根します。この間、水はやりません。

馴染んでくると、うまい具合にまとまりのよい見栄えになります。不幸にも一部が枯れてしまった場合やすき間ができたときは、別に用意しているミニ鉢をもってきて間を埋めます。その繰り返しで、ちょっとずつ見た目の変化が出てくるのもおもしろいです。

コチョウラン栽培の覚え書き

Phalaenopsis sp.品種不明 大輪系で丈夫。
コチョウランの花どきはよくわかりません。無加温で栽培している当方では、ちょうど梅雨頃に咲きます。花芽は11月頃に出てくるのですが、冬の間は伸長がすごく鈍いです。5月頃から急に伸び出して、ちょうど6月頃に開花する運びです。開花が遅いと、その分生長が遅れるので、あまり良くないでしょう。冬に18℃くらいに加温して花芽の生長を促してあげると3月~4月くらいには咲きます。
Phalaenopsis sp.品種不明、中輪形で花びらの大きさに対してリップが大きめ。
花の終わった直後から寒さがくるまでの間に、新しい葉っぱを伸ばして生長します。生長期には1~2枚の葉っぱを出します。一年間で出た葉っぱの数や大きさで、翌年の花の数が決まるようで、春も早めから生長をはじめた株はそれなりの数の花が咲きます。当方のような肥培もしないずさんな育て方で、しかも生長期が長くとれない場合は3~5輪程度しか咲きません。
Phalaenopsis ‘Pure Moon\'ピュア・ムーン レモンイエローの中輪種。
贈答用コチョウランのように、たくさん咲かせることは難しいですが、育ててちょっと花を楽しむ程度ならさほど手間はかかりません。新しい葉っぱが出てきたら、水をたっぷりと、ときどき肥料くらいです。屋外の直射日光が当たらない暗めの場所に吊しておくと調子がいいです。葉っぱは生長と貯水のために重要ですが、余りたくさん出るわけではないので、1枚1枚が非常に大切です。強い日射しで焼けてしまうと、てきめんに生育が悪くなります。葉っぱを傷めないことが一番のポイントです。

梅雨時もセッコク

セッコクは4月~5月が開花のピークですが、他の季節にも案外咲いてくれます。早いもので2月頃から、遅いものでは6月に入ってから開花します。1つの株で冬に咲いたと思ったら、初夏にもまた咲いてくれることもあります。

開花時期に差があるのは、早生や晩生など品種による差や、バルブが完成する時期にもよるでしょう。そんな品種をいくつか育てていると、間を空けずにいろんなセッコクが咲いてくれます。楽しくもあり、開花によってテンションが上がることもあり、やる気も続くというものです。梅雨時期にもしっかりと咲いてくれるセッコクですが、この時期は気温の高さもあり花持ちは若干悪いです。
Den. moniliforme Miyabi雅<みやび>
花びらの縁が紅色になる覆輪咲きのセッコクです。覆輪の出方が季節とかに関係なく安定しています。非常に愛らしい花です。
Den. moniliforme純白素心 覆輪葉
純白で模様や他の色が全く入らないすっきりした色彩の品種です。葉っぱは糸のような細い白色の縁取りが入ります。
Den. moniliforme Suiko翠紅<すいこう>
ピンクに近い紅色で形の整った花です。咲く季節や日射しの強さなどで、もうちょっと紅色の濃い花が咲くこともあるかもしれません。
Den. moniliforme iseセッコク イセ系
セッコクとキバナノセッコクの掛け合わさった品種を一般的にイセ系と言います。花姿や色が、通常のセッコクとはちょっと違い、そこが魅力です。言われてみれば両種を足して2で割った感じがします。何となくデンドロビウムとも言ってしまいたくなるふしぎな雰囲気があります。

アングレカム レオニスを育てる

Anguraecum leonis

どんな植物か

アングレカム レオニス(Anguraecum leonis)という着生ランがあります。
なぜかここ数年、ホームセンターでも花つきの株をよく見ます。どこで見ても同じデザインのラベルがついています。写真入りの大きめなラベルで、趣味人向きというより一般向きに販売している、という雰囲気でした。ですから、アングレカムの中では一番普及しているんじゃないかと思います。アングレカムは超小型から超大型まで、大きさは種によってさまざまですが、レオニスは横にも上にも大げさに伸びない、小型の部類に入ると思います。

Angcm. leonis 2S字に曲がった距。花が開くころにはもっと長くなります。

春~初夏に咲く花は幅3cm~5cmくらいで、透明感のある白です。花びらは肉厚で、表面はちょっときらきらとラメが入ったような質感になります。夜から明け方にかけてほのかに香ります。一本の花茎に数輪咲き、株が大きくなると一度に数本の花茎を出すようになります。花の後ろ側に長く伸びる距は面白い形です。
葉っぱは肉厚で、左右交互に出ながら上に伸びていきます。よく見られる単茎性のランと同様に、茎は伸びません。暑い環境はかなり好きみたいで、真夏はぐんぐん生長します。といっても生長スピードはさほど速くなく、1年に新しく出てくる葉っぱの枚数は1.5~2枚くらいです。冬は10℃程度あれば越します。

栽培メモ

当方の環境下での栽培メモです。参考程度にご覧いただけると幸いです。
Angcm. leonis 3この株で鉢は直径7.5cm。株の大きさに対して鉢が小さく見えますが、通気性や湿り具合を考えると、これくらいで丁度よいバランスです。

肥料はあまり与えなくても育ちます。夏前にマグァンプなどを少量置肥するか、気づいたときに薄めの液肥を与えるくらいで問題なく育っています。気温が高くなって新しい根をばんばん出してきたらたっぷりと水を与えます。元気な時期は水を吸うと葉っぱに張りが出ます。気温の低い冬~春先は休眠状態であまり水も吸わないので、1ヶ月に1回少し湿る程度で十分です。この時期は葉っぱ全体にしわがよることが多いですが正常です。

最低気温10℃以上を目安に、屋外やベランダの明るい日陰におきます。風通しのよい場所に吊るしておくのがベストです。冬は最低気温が10℃を切るころ、室内の明るい場所に置きます。強い陽射しに当てると葉が傷みます。特に夏から秋の直射日光には注意です。日の当て方は環境によって異なってくると思いますが、自分の栽培しているところでは春と秋は30%、夏~初秋は50%くらいの遮光が丁度くらいだと感じました。もうちょっと遮光しても、大丈夫な気がします。アングレカムは比較的寒さが苦手だと思っていましたが、レオニスに関しては案外寒さに強いようです。

通気性がよくて、湿り具合がわかりやすく、多少水が多くても傷むことが少ないので素焼き鉢にミズゴケで植えています。ミズゴケは株がぐらつかない程度、ゆるめにつめています。植え替えはあまりしなくてよいと思います。購入当初プラ鉢に植えられていたので、それを素焼き鉢に植え替えて丸2年くらいそのままですが、元気です。特に鉢が根詰まりしている感じでもありません。

デンドロビウム 原種に近い交配種 2

原種に近い交配種は、原種の雰囲気が残っているところがミソです。交配親である原種の特長を素直に表したその姿、見る人が見たらどのような原種が親となっているかがすぐさまわかるでしょう。やっぱり原種に近い姿なのですが、少し違うところが良いです。雑種強勢だとは一概に言えないですが、花付きや性質は丈夫なものが多いです。
Den. crystallinum × bensoniaeDen. crystallinum × bensoniae(クリスタナム × ベンソニアエ)
一見見ると、原種ワーディアナムに似た花姿です。これでバルブがボコボコと節くれだっていたら自分は間違えてしまうでしょう。しかしよく見ると、花びらの先のピンク色が淡めです。ワーディアナムは目鼻立ちがくっきりしてる美人さんです。一方、こちらの交配種はふんわりしたやわらかい雰囲気があるお姉さんといった感じです。花全体の雰囲気はクリスタリナム、目のような赤褐色の模様はベンソニアエから受け継いでいるのでしょう。リップに濃いブロッチが入るデンドロが好きなので、自分にはたまらなく素敵です。
Den. cretaceum × parishiiDen. cretaceum × parishii(クレタセウム × パリシー)
バルブが直立しにくい感じと、全体的な花色、バルブに行儀良く並んで咲く様がパリシーっぽいです。じゃあ、ほとんどパリシーじゃないかと言うことになりますが、リップの色とそこに入る網目状の模様が、しっかりとクレタセウムしています。
Den. parishii↑ちなみに、こちらがパリシーです。
パリシーは花びらの先がとがったシャープな感じがするので、全体的に丸みを感じるところは、クレタセウムの性質が出ているのかもしれません。リップに細かい切れ込みが入るのは、両親の影響だと思います。うーん、案外ありそうでよく考えたらない組み合わせかもしれません。丸っこいかんじのパリシーみたいなデンドロ。

いずれも開花株を最近に購入したものなので、性質などは把握してませんが、交配親の原種から考えると比較的丈夫でとっつきやすいのではないかと信じつつ、育てていきたいと思います。

伸びるセンペルビウム

Sempervivum seedlings by実生のセンペルビウムが一株だけあります。2年ほど前にタネをまいたら、一株だけ残ったという強運の株です。寒さにも強く、暑さにも強いです。ロゼット状に広がった花のような姿や、チョコレート色に染まる葉などエケベリアとはまた違った楽しさがあります。エケベリアがふっくらとした姿なら、センペルはややシャープな感じがします。冬はこんな感じのロゼット状で、高さもあまりありません。
Sempervivum seedling by 2しかし、春に暖かくなってくると、葉っぱが長く伸びてきました。徒長か?水のやり過ぎか?
Sempervium seedling by 3と思ったのですが、中心近くの葉っぱが立ち上がり、かなり元気に伸びるので、こういう性質なんだと思っています。徒長すると、葉っぱが這いつくばるように寝てしまい、やる気のないべちゃっとした姿になります。昨年も確か春に葉っぱが立ち上がった気がします。こんなには伸びなかったと思いますが。そして秋には普通にロゼットになってました。
暖かい時期に一気に成長して株を一回り大きくして体力を付け、寒い時期は休眠して耐えるのかな、と想像してます。限られた生育期間で、一気に決着を付けてしまう、みたいな。
Sempelvium seedling by 4春は成長をはじめるとともにランナーを出して仔を吹きます。ランナーも鮮やかな赤色でキレイです。昨年は親株から2つの仔が吹きました。本年はその親株から新たに4つの仔が吹き、少し大きくなった仔株は2つずつ、計4つの仔を吹きました。合計すると本年は8つの仔が吹いたことになります。どこまで大きくなるんでしょうか?楽しみです。

デンドロビウム ブロンカルティ Den. bronckartii

Den. brockartii
ブロンカルティはカリスタ系デンドロビウムの原種です。どちらかというと、アマビレ(Den. amabile)の名前でよく知られているかもしれませんが、最初についていたラベルにブロンカルティと書かれていたので、そちらを尊重します。

バルブの上方から花芽を出して、垂れ下がるように数十輪の花を咲かせます。株姿や花の咲き方は、まさにカリスタ系といった感じです。花の大きさは幅3cmほどと小ぶりですが、一度にたくさん咲くのでゴージャス?です。花色はピンクで、リップに黄色い目が入ります。ファーメリー(Den. farmerii)の花色を濃くしたような感じです。株が大きくなると複数のバルブから同時に花が咲く上に、充実したバルブにはたくさんの花が付きます。’ベニボタン’をはじめ、個体名のついたものをらん展の展示などでちらほら見ます。

当方が育てているものにも’Pink Lady’の個体名がついていますが、個体の特徴など詳細はよくわからないです。花命は短くキレイな状態で見られるのは10日ほどです。
Den. brockartii2
そういう個体なのか、まだ株がさほど大きくないからか、あまり花茎が伸びず、花穂は下垂すると言うより横から斜め下に向かって伸びている感じです。花芽は2本つきましたが、同時には咲いてくれませんでした。もう一本の花芽はもう少し時間がかかるでしょう。

無加温で育てて、初夏くらいに花が咲きます。冬でもある程度の温度(5月くらいの気温?)をキープできると、春先くらいに花が咲くのかもしれません。耐寒性はわかりませんが、10℃程度の場所で特に傷みもなく冬を越します。同じ系統のアグレガタム(Den. aggregatum)やクリソトキサム(Den. chrysotoxum)はもう少し低温でも元気なので、ブロンカルティも案外もう少し低温でも大丈夫かも、怖いからやりませんが。

気温の高い時期はたっぷり水をやりますが、冬は基本的に断水します。やるとしたら、霧吹きで葉っぱを少し湿らす程度です。冬の低温と断水により花芽を作るスイッチが入るとされます。花付きがよく、デンドロ原種のなかでも比較的とっつきやすいのではないかと思います。デンシフローラムとかアグレガタムと相性がよい方は、まず間違いないんじゃないでしょうか。

セッコクの兜咲き

P1070840

はじめに

セッコクも品種により、色々な花姿があります。あんまり知りませんが、それぞれに特長があり、そして魅力的です。このたび紹介したいのは、そんな中でも「兜咲き」と呼ばれるセッコクです。なんというか表現しづらいので画像を見てください、こんな咲き方をするのが兜咲きです。極端に花びらが短くて、花の付け根当たりがくっついて半開きというか、距の部分が太短いというか…定義は知りませんが、そんな姿です。株の大きさは普通のセッコクですが、花の大きさは粒状でかなり小さいです。
P1070837SDカードと比べるとこんな感じでの大きさです

品種

本来たくさんの品種がありますが、とりあえず2品種(というか、この2つしか育てていません)。
Den. moniliforme \'Zuikaku\'瑞鶴(ずいかく)
花色は白っぽく見えますが、クリーム色っぽいようなかんじの淡い黄色です。咲き始めから時間の経過とともに黄色みが強くなっているような気がします。
Dendrobium moniliforme \'Miyakohime\'都姫(みやこひめ)
主に花びらの縁あたりが紅色になります。花びらはかなり短くて、花全体が筒状に見えます。

おわりに

品種にもよるのでしょうが、往往にして花付きがよいです。性質も他のセッコクと変わらずに丈夫です。花は大きく開かないので、かなりちっちゃいですが、大株になると一度にたくさんの花が咲いて賑やかです。矢(バルブ)に小粒の花がポンポッと咲く姿は、他のセッコクとは違ったかわいらしさがあります。

ツタンカーメンえんどう

以前に植物園で「ツタンカーメンのエンドウ」というものが植えられていて、ネーミングが何となく気になっていました。たまたまタネが市販されていたので、まいて育てて食べてみようと言うことになりました。これは「ツタンカーメンえんどう」のタネまきから収穫までの簡単な記録です。

ツタンカーメンエンドウとは

何がツタンカーメンなのか?言われているのは、ツタンカーメン王の副葬品の1つであったエンドウマメをまいたら発芽して育ったと言うのが経緯とされています。現在出回っているものは、そこから増やしたものと言うことでしょうか?手に入れたタネの生産地は兵庫県となっております。
外観的な特長として、豆莢の色が濃い紫色をしています。種類は実エンドウでいわゆるグリーンピースです。つるありで支柱などに絡んで上に伸びていきます。

タネについて

P1070572今回購入したタネは藤田種子さんのものです。こちらの種苗会社はちょっと変わった野菜のタネを多く扱っています。家庭菜園で少し違ったものを作ってみたいという方にはぴったりです。
P1070580タネはこんな感じで、大きさは直径8mmほどです。これを一晩水に浸してふくらませてからまきます。

育苗(メモ程度)

参考になるかはわかりませんが、育苗メモです。
1) 一晩吸水させたタネを、用土を入れたビニールポットに3粒ほどまきます。まいた時期は2013年10月中旬です。
2) 発芽したて丈が15cmくらいのとき、庭の南向きの場所に定植しました。ツルを絡ますための支柱はあらかじめ立てておきます。また、ツルが絡みやすいよう株元には稲わらを立てかけておきます。
3) 定植したのは11月の下旬くらいです。寒さや霜に負けずに冬の間もぐんぐん伸びていきました。特に寒さで傷むことはかかったです。株同士が絡み合ってしまったので、間引いてから抵触した方がよかったかもしれません。
4) 肥料は元肥も含めて全くやりませんでした。前作はスイトピーの場所だったので、連作障害も考えられましたが、生育に支障は見られませんでした。

開花以降

ツタンカーメンのエンドウ一番花が咲いたのは、2014年3月の下旬です。赤花エンドウのようで、花もかわいらしく楽しめます。この時点で草丈は1.2mほどです。
P1070555花後まもなく豆莢ができます。最初はぺちゃんこですが、2~3週間くらい経つと中のマメも育って見た目かなりふくらんできます。ご覧の通り、色は赤紫です。
P1070562採り頃はよくわからないです。中のマメが育ってくると莢の表面が筋張ってきて、少しぼこぼこしてきます。
P1070563外側と違って、サヤの内側やマメはキレイなエメラルドグリーンです。
植えた株は6~7株くらいですが、サヤをむいた豆の状態で、標準計量カップ3カップ分くらいは採れたんじゃないかと思います。収穫は1ヶ月くらいできましたが、あとの方になると、豆が十分に大きくならなかったり、豆の表皮が固くなって食感は落ちます。4月いっぱいが採り頃だったので、エンドウの中では比較的早生なのかなと感じました。味は何の変哲もないエンドウです。
肥料やったりしっかり世話をすれば収穫量も味も少し違ったのかも知れません。