園芸読本 ’ユリノキという木’


こんな本

OLYMPUS DIGITAL CAMERA読んでおもしろかった植物関係の本を紹介する「園芸読本」。今回は「ユリノキという木 魅せられた木の博物誌」です。手持ち本の巻末を見ると1989年12月15日初版となっていますので、四半世紀ちかく昔の本です。しかし、今でも新品で買えるということは、それだけロングセラーで版を重ねている…んだと思います(店頭で確認した訳ではなく、あくまでAmazonでということですが)。一つの植物にスポットをあてた本ではすごいことなんでは、と。

こんな内容

OLYMPUS DIGITAL CAMERA一冊まるまるユリノキについて書かれています。ユリノキはごく当たり前に植栽されていて、好きな人はすごく好きだけども、知らないひとも多い、そんな樹木だと思います。葉っぱの形、独特な存在感をもつ花、まっすぐ伸びる幹、大木の堂々とした雰囲気など、改めてみると魅力的な木です。そんなユリノキの概要、生態、現地での状況、利用に関して、日本に導入されたいきさつや歴史、育てたいひとのための…と言った多方面に渡る解説がなされています。学術的な内容ではなく、読み物でむずかしくないです。。文章だけでなく、所々にカラー写真ページも挟んでいるので、どんな木なのかというイメージは把握しやすいです。巻末には全国で見られるユリノキスポットが一覧で掲載されています。版を重ねてこのあたりのデータは更新されてるのかわかりませんが、参考になるとは思います。

さいごに

ユリノキを知らないひともこの本を読むと実物を見てみたくなると思います。そして存外に身近な樹木だということがわかるかもしれません。そんなユリノキの魅力が詰まった一冊です。

Error: Suspended

4 5月, 2013リンクURL