ノボロギク

ノボロギク

基本データ

科名: キク科
学名: Senecio vulgaris
見られる場所: 道端 空き地 畑 河川敷
草姿: 茎が立ち上がる 高さ 30cm前後
見られる季節: ほぼ一年

ノボロギクとは

ヨーロッパ原産で、花後にタネを付けたあとに枯れてしまう一年草です。日本には明治時代の初めに入ってきたとされます。現在は、全国の道端や畑などで普通に見られます。ある程度の気温があれば季節に関係なく開花するようで、暖冬の年や暖地では冬に花を見かけることもあります。畑などでは強害雑草として嫌がられます。

見た目

茎は太めでやわらかく多汁質、赤みを帯びてまばらに毛が生えます。よく枝分かれして高さは30cm前後に生長します。

茎

葉っぱは左右交互に付く互生で、縁はギザギザで細かく切れ込み、キクナのような姿をしています。やや肉厚で、表面には毛が生えることがあります。

花は春によく見かけますが、気温があれば季節に関係なく花を咲かせます。茎の上の方から花茎を伸ばして数輪の花がまとまって付きます。花色は黄色で、基本的に花びら(舌状花)がないので比較的地味です※1。つぼみのときに花を包んでいる部分を総苞と言います。一部の総苞(小苞)は先端が黒く色づき三角模様になるのが特長で、ノボロギクを見分ける際のわかりやすい特長となっています。花後はふわふわした白い綿毛(冠毛)ができ、風に乗ってタネが飛ばされます。

総苞の先端が黒い三角模様になるのが特長。比較的目立つ

総苞の先端が黒い三角模様になるのが特長。比較的目立つ

冠毛

冠毛

名前の由来

ボロギク(サワギクの別名)に見た目が似ていて、野原に生えるのでこの名前があります。

間違いやすい植物

ベニバナボロギク

花姿が若干似ていますが、花色が赤っぽく草丈も大型なので、区別しやすいです。

ベニバナボロギク

ベニバナボロギク

花

葉っぱ

葉っぱ

ダンドボロギク

花姿が似ていますが、比較的大型で、葉っぱもさほど細かく切れ込まないので、見間違いはないと思います。

ダンドボロギク

ダンドボロギク

花

綿毛

綿毛

その他

注釈

※1 まれに舌状花が付くこともある。

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