ヒメムカシヨモギ

ヒメムカシヨモギ

基本データ

科名: キク科
学名: Conyza canadensis
別名: テウドウグサ ゴイッシングサ メイジソウ
見られる場所: 道端 空き地 荒れ地
草姿: 直立 草丈1m~2m
見られる季節: 夏~秋

ヒメムカシヨモギとは

夏~秋にかけて、空き地や道端、鉄道の線路脇などで普通に見かける大型の野草です。北アメリカ原産の二年草で、日本には明治時代に入ってきました。空き地などでは盛大に茂っていることも多く、生えていると言うよりはびこっているという言い方の方がしっくり来ます。

見た目

直立して、高さは1m~2mになります。茎にはまばらに長めの毛が生えます。地際から出る葉っぱ(根出葉)はへら型で、上の方に付く葉っぱ(茎葉)は、細長い姿をしています。茎葉は左右交互に付く互生ですが、茎を囲むように短い間隔で密につきます。縁は粗いギザギザになっており、長い毛がまばらに生えます。

花(頭花)

花(頭花)

開花期は主に夏~秋で、茎の上部から花茎を出して小さな白い花をたくさん咲かせます。一輪に見える花は頭花と呼ばれ、小さな花がたくさん集まってひとつとなったものです。外側には白くて短い花びらをもつ舌状花が並び、その内側に黄色い筒状花がかたまっています。舌状花は先端が細かく切れ込んでいます。

綿毛

綿毛とタネ

花後は、淡い褐色の綿毛をもったタネ(痩果)ができ、風に乗って運ばれていきます。

名前の由来

小さなムカシヨモギ(ヤナギヨモギの別名)の意味です。ただし分類上、ムカシヨモギは違う属の植物です。別名のゴイッシングサ(御維新草)やメイジソウ(明治草)は日本に入ってきた年代を表しています。テツドウグサ(鉄道草)は鉄道の線路脇などでよく見られるところに由来するのでしょう。帰化植物の割に、別名が多いと言うことは、それなりに古くから、身近で見られていたと言うことでしょうか。

間違いやすい植物

オオアレチノギク

自生する環境も近く、草姿も非常にそっくりで、遠目では見分けは付きにくいです。花を観察すると、花びら(舌状花)がほとんど伸びず、真ん中の筒状花のほうが長く伸びるので、開花時はその点で区別できます。

その他

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