センニンソウ

センニンソウ

基本データ

科名: キンポウゲ科
学名: Clematis terniflora
見られる場所: 林縁 道端
草姿: つる性
見られる季節: 夏~秋

センニンソウとは

道端や日当たりの良い斜面、林縁などでよく見かけるつる性の半低木です。常緑性で冬でも葉が残ります。白い小さな花が雪が積もったようにたくさん咲くので、花の盛りには遠目で目に付きやすいです。関西平地では、夏の終わりから秋の初めによく咲いています。園芸で、俗にクレマチスと呼ばれている植物の仲間です。

見た目

センニンソウ 葉

葉っぱ

茎はよく枝分かれしながら伸びていきます。葉っぱの軸がくねって、障害物や他の植物の茎・枝に引っかかったり絡まったりして体を支えます。絡まって上に伸びると言うより、ふわりと他の植物の上に乗っかっているような感じです。

小さな葉っぱ(小葉)が3~7枚軸でつながって、1枚の葉っぱを形作る複葉です。小葉はやや厚みのある革質で、先端の尖ったタマゴ型、縁は滑らかです。花や姿の似た仲間と区別する際に参考になるので、小葉の形は憶えておいてもよいでしょう。

花

主な開花期は8月~9月で、直径3cm程度の白い花をたくさん咲かせます。細い花びら(のように見える萼)が4枚あって、その内側にたくさんの雄しべがぱっと広がり、中心に雌しべが数個立ちます。花後にできるタネ(痩果)は平べったいタマゴ型です。タネは先端がしっぽのように長く伸びそこに白い綿毛がふさふさと生えます(この部分は、花柱と呼ばれる雌しべの一部が残ったものです)。

生育は旺盛で、平地では晩秋に新たな芽を出して冬の間もゆるゆると生長します。

名前の由来

タネにふさふさ生える白い毛を仙人の髭や白髪に例えてこの名前が付いたとされます。

間違いやすい植物

ボタンヅル

ぱっと見わかりにくいですが、葉っぱで区別できます。ボタンヅルの葉は縁にギザギザが入ります。また、3枚の小葉が1組となった3出複葉が基本です。

その他

注意事項

茎葉から出る汁が皮膚に付くと、水ぶくれを起こすことがあるので扱いには注意します。

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