ヤクシソウ

ヤクシソウ

基本データ

科名: キク科
学名: Crepidiastrum denticulatum
見られる場所: 日当たりの良い山野の斜面
草姿: 直立 草丈30cm~1.2m
見られる季節: 夏~秋

ヤクシソウとは

山野の日当たりが良い斜面などで見られる二年草です。主な開花期は夏~秋で、キクのような形をした一重の黄色い花を咲かせます。日本(北海道~九州)、朝鮮半島、中国、ベトナムに分布します。

見た目

葉の後方が張り出す

葉の後方が張り出す

茎は直立し、よく枝分かれします。茎は赤紫色を帯びることが多いです。地際から放射状に出る根出葉はさじ型で、長い柄をもっており、花の咲く頃には枯れています。茎に付く葉っぱは左右交互に付く互生で、形はいびつで不定型なタマゴ型や長だ円形で、縁に浅いギザギザがあります。葉っぱは付け根の部分が後方に張り出します。特に茎の上の方に付く葉っぱは茎をくるりと抱き、茎が突き付けているように見えます。

枝先や茎上部にある葉の付け根から数輪ずつ花を咲かせます。つぼみは黒っぽく見えます。数十コの花びらをもつ舌状花が集まって、一輪の花を形作っています。筒状花はありません。花びらは明るい黄色で、先端はギザギザになっています。咲いた後の花は下向きになり、真っ白い綿毛(冠毛)をもったタネ(痩果)を付けます。

葉っぱが深く切れ込むタイプはハナヤクシソウ〔f. pinnatipartitum〕と呼び、分類上別品種として区別しています。

名前の由来

漢字では薬師草の字を当てますが、はっきりした由来はわかっていません。一説には根出葉(地際から出てくる葉っぱ)の様子が薬師如来の後光のようだから、薬師堂の近くで見つかったから、などと言われています。

その他

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