アキノキリンソウ

アキノキリンソウ全体

基本データ

科名: キク科
学名: Solidago vigurea ssp. asiatica
見られる場所: 山野の林縁や日当たり
草姿: 直立 高さ30cm~80cm
見られる季節: 夏~秋

アキノキリンソウとは

日当たりの良い山野の林縁などに生えます。主な開花期は秋で、冬に茎葉が枯れますが、春になるとまた生えてくる多年草です。鮮やかな黄色い花が穂状にたくさん咲くので、見つけやすいです。

日本の他、朝鮮半島にも分布します。変異種や類似種が多く、それらも含めるとユーラシア大陸にも広く分布しています。近い仲間(同属)にセイタカアワダチソウがあります。

見た目

葉っぱ

葉っぱ

草丈は30cm~80cmで直立しますが、花の咲いているときは重心が先端近くに来て重いのか、大きく育った株はしなるように横に寝ていることもよくあります。葉っぱは左右交互に付く互生で、先端の尖った細いタマゴ型です。縁には浅いがはっきりしたギザギザがあり、葉軸には薄いひれ(翼)がついて葉っぱ本体(葉身)と境目がなく一体化しています。この葉の様子が微細ですが特徴的なので、見分ける際のひとつのポイントとして知っておくとよいでしょう。

アキノキリンソウ

主な開花期は秋で、茎の先端あたりに黄色い花が穂状にたくさん付きます。花は頭花(小さな花が集まって、一輪の花に見える)で大きさは径1cmちょっと、中心に筒状花、その周りに花びらをもつ舌状花が並びます。花後はわた毛(冠毛)をもったタネ(痩果)ができます。ちなみに、アキノキリンソウ属の植物は、筒状花だけでなく舌状花もタネになります。

名前の由来

花の様子がキリンソウに似ていて、秋に咲くのでこの名前があります。キリンソウはベンケイソウ科の植物で、キク科の本種とは縁遠いです。

別名のアワダチソウは、ポコポコと咲いている姿を、酒が発酵して泡立っている様子に見立てて名付けられたとされます。

若い葉や芽は天ぷらや茹でて食べることが出来ます(※1)。

その他

脚注

※1 食べられる野生植物大事典 新装版 橋本郁三 柏書房

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