アメリカタカサブロウ

アメリカタカサブロウ

基本データ

科名: キク科
学名: Eclipta alba
見られる場所: 田んぼの畦 道端
草姿: 直立か斜上 草丈:10cm~60cm
見られる季節: 夏~秋

アメリカタカサブロウとは

熱帯アメリカ原産の外来植物で、春~秋に生長して冬に枯れる一年草です。日当たりがよく、湿り気のある場所を好み、水田のあぜ道や道端で見かけることが出来ます。そっくりで見分けの付きにくい仲間に、在来種のタカサブロウがあります。

日本での存在が明らかになったのは1981年のことです。タカサブロウとされる標本を調べたところ、形態の異なる2タイプが混ざっていることが確認されました。それに応じて、新たに確認されたタイプは別種として扱われることになり、アメリカタカサブロウの名前が付きました。そして在来種はもともとあったタカサブロウと言うことで、モトタカサブロウと呼ぶこともあります。

見た目

茎は直立して丈は10cm~60cmになります。葉は先端が尖り、幅の狭いだ円形や線形になります。縁はやや不明瞭で浅いギザギザになります。

主な開花期は夏~秋で、径1cmほどの花を咲かせます。花は周りをぐるりと囲むように白い花びら(舌状花)が付き、その中心に花びらのない筒状花が並びます。花が散った後は緑色の半円状になります。その後、タネが熟して黒くなり、ぽろぽろと地面にこぼれ落ちます。

名前の由来

アメリカ原産のタカサブロウという意味です。ちなみにタカサブロウは漢字で『高三郎』と書きますが、由来はわかっていません。

間違いやすいもの

タカサブロウ

タカサブロウ 痩果

タカサブロウのタネ(未熟)

アメリカタカサブロウのタネ

アメリカタカサブロウのタネ(未熟)

在来植物です。外見で両者を区別するのは難しいです。あえて言うなら、タカサブロウの方が葉の幅が広いことが多いです。また、周りの舌状花がキレイに揃って並んでいる雰囲気があります(アメリカタカサブロウは揃わず、やや乱れた感じになりやすいです)。

確実な見分け方はタネ(痩果)を見比べることです。タカサブロウのタネは周囲が薄くなっており、全体的に平べったく見え、縁は滑らかです。それに対してアメリカタカサブロウは周囲に薄くなった部分がなく縦方向に4稜あり、ピンのような形をしており、縁がギザギザしています。

どちらの種も未熟なタネは周囲に白い膜のようになものが付いており、ビジュアル的に見分けやすいです(完熟したものは全体が黒くなります)。

タカサブロウとアメリカタカサブロウ

肉眼でもある程度、形の判別できますが、10倍程度のルーペで確認した方がよいです 。

その他

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