ハナタデ

ハナタデ

基本データ

科名: タデ科
学名: Persicaria posumbu
見られる場所: 林縁や山野の川近くなど
草姿: 草姿:株元は這い上部は立ち上がる 草丈:30cm~60cm
見られる季節: 夏~秋

ハナタデとは

山野の林縁や川近くなど、やや薄暗い湿り気のある場所でよく見かけます。夏~秋に花を咲かせて、冬には枯れる一年草です。

見た目

ハナタデ 花

ハナタデ 葉

葉は先端が急に細くなる

托葉鞘

托葉鞘

草丈は30cm~60cmで下の方の茎は地面に這い、上部は立ち上がります。葉っぱは左右交互に付く互生です。形は細長いタマゴ型で、長さはおよそ3cm~9cmになります。先端が急に細くなって、しっぽみたいに伸びるのが特長です。これを憶えておくと、同じような場所に生える他のタデ科植物を見分ける際に便利です。葉の中心部分には不明瞭な黒っぽい斑紋が入ります。茎の節部分に付く托葉鞘は茎を包むように付き、上部の縁はまばらに長い毛が生えます。

8月~10月頃に茎の先端から短い花穂を出して、淡い紅色~紅色の小花を咲かせます。花はまばらなこともあれば、密につくこともあります。それだけの違いで、ずいぶん雰囲気が異なります。花びらに見える部分は萼で、本来の花びらはありません。雄しべは7~8本で、雌しべの花柱は3本です。花後も萼は残ってタネを包み、一見まだ咲いていないつぼみのように見えます。タネは光沢のある黒茶色でタテに3本の稜があります。

名前の由来

花をウメの花に見立てて、タデの仲間なので、この名前があります。また、藪に生えることが多いので、ヤブタデとも呼ばれます。

間違いやすいもの

イヌタデ

イヌタデ

イヌタデ

托葉鞘

托葉鞘

花が密に付き、葉が先に行くにつれなだらかに細くなっていきます。

ハルタデ

葉は先端の尖った細めのだ円形、托葉鞘の縁に短い毛が生えます。

サクラタデ

葉は先端の尖った細めのだ円形、托葉鞘は茶色で、縁に長い毛が生えます。花が少し大きいです。

その他

脚注

※1 例えば、刺身に添えられる芽タデは、ヤナギタデの芽です。

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