オオケタデ

オオケタデ

基本データ

科名: タデ科
学名: Persicaria orientalis
見られる場所: 草原 河川敷 畑
草姿: 枝分かれしながら直立、草丈1m~2m
見られる季節: 夏~秋

オオケタデとは

中国、インド、マレーシアなどに分布する草花です。江戸時代頃に渡来し、『はぶてこぶら』※1と呼ばれていました。栽培していたものが逃げて野生化したとされます。夏~秋に、草原や河川敷、畑などで見かけます。鮮やかな紫紅色の花と、大型の草姿で人目を惹きます。冬には枯れてしまう一年草です。園芸ではハナタデ※2の一種として栽培されることもありますが、基本的には野草です。

見た目

オオケタデ 葉鞘

託葉鞘の上部は葉のように広がる

花

花は濃い紫紅

茎は太くて直立し、よく枝分かれして大きく茂ります。最大2mほどに生長する大型の草花ですが、60cmくらいで花を咲かせている株も見ます。葉っぱは先端の尖ったタマゴ型で、長さは10cm~25cmになります。色はやや明るめのグリーンです。節の部分につく托葉鞘は、反り返って葉っぱのようになることがあります(特に株元に近いところでは、よく反り返ります)。

主な開花期は夏~秋で、花茎の先端に鮮やかな紫紅色の小花が穂状にたくさん付きます。花穂は垂れ下がります。花穂は長いもので10cmほどになります。タネは平べったい円形で、焦げ茶色、径3.5mmほどです。

名前の由来

大型で毛の多いタデという意味です。

間違いやすいもの

オオベニタデ

ややこしい植物です。何がややこしいのかというと、オオベニタデをオオケタデの栽培型とする説(要するに同種)と、別種と解釈する説があるところです。
同種と解釈する場合、オオベニタデはオオケタデの別名とされていますし、別種とする場合は、各々に異なる学名が付けられています。茎葉に生える毛の多さや花色などで区別するようですが、あいまいです。

オオイヌタデ

オオイヌタデ

オオイヌタデ

托葉鞘

托葉鞘

大型で草姿も似ていますが、花色が白~淡い紅色なので区別しやすいです。

その他

脚注

※1 蘭薬由来とされる。
※2 タデの仲間で、花を愛でるために栽培されるものを総称して、ハナタデと言います。

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