クサギ

クサギ

基本データ

科名: クマツヅラ科
学名: Clerodendrum trichotomum
見られる場所: 日当たりの良い空き地
草姿: 直立 樹高:2m~4m
見られる季節: 開花:夏 果実:秋

クサギとは

日本、台湾、朝鮮半島、中国などに分布する落葉樹です。樹高は通常2m~4mほどになります。丘陵地の他、日当たりの良い南向き斜面や荒れ地などで見ることが出来ます。大きな樹木が伐採されて日当たりが良くなると、真っ先に生えくる樹木のひとつです。

庭木などに利用することは、通常ありません。同じクレロデンドロン属の中では、アジサイみたいな姿の花を咲かせるボタンクサギや、白い萼と赤い花の取り合わせが印象に残るゲンペイカズラがよく栽培されています。

夏は花とその香りで、秋は熟した果実のカラフルさで近くを通ると気がつきやすいと思います。それ以外の季節はぱっとしません。

見た目

葉っぱは長さ15cm~30cmで、先端の尖ったタマゴ型です。葉脈や縁に沿って柔らかい毛が密生します。

花は白色、筒状で先端が5つに開き、ややきつめの甘い芳香を放ちます。大きさは径2~3cmで、かたまって咲きます。糸のような細長い雄しべと雌しべが、花から突き出ます。先端が開いた袋状の萼は紅紫色です。

色鮮やかな果実

色鮮やかな果実

タネ

タネ

花後、真ん中に1コの丸い果実を付けます。秋になると果実は青色、萼片は星形に開いて緋色になり、よく目立ちます。中にはひとつのタネが入っています。

名前の由来

クサギは漢字を当てると「臭木」で、葉っぱをもむと青臭くて薬臭いような臭気がするところに由来します。属名のクレロデンドロンは「運命の木」種名のトリコトマムは「三つに分岐した」という意味です。

利用

若葉や茹でて食用に、果実は染料になります。葉は茹でると臭気はなくなりますが、苦みが強いそうです。

その他

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